- 出版社/メーカー: ジェネオン・ユニバーサル
- 発売日: 2006/05/25
- メディア: DVD
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レンタル屋で、新作ランクから落ちたのを借りて見る。
島に着くまでの、わくわく感、なにか起こりそうだと期待させるあたりはうまいものだが、実際にコングや恐竜がでてからは、妙に安っぽく感じてしまう。最初の「キング・コング」は原初の感動があるし、リメイク作品でも、シーンによってはけっこうわくわくして見ていた。(これには恐竜が出てこないのが難点だが)
今回の「キング・コング」は、女優のドラマ部分が面白く出来ているのに、特撮部分はもっともノレなかった。なにせ、もうどんなリアルな恐竜が出てきて、どんな奇想天外な動きをしようが、驚かない。画面を見て、「これはスゴイ」と感動する心をなくしてしまっている。
それに、第1作どおりとはいえ、複葉機に簡単にやられるコングがなさけない。コングのやっつけかたに、もう一工夫ほしかった。
それにしても、3時間は長すぎる。2時間以下にまとめられる内容だろう。