2008-01-01から1ヶ月間の記事一覧
日時 2008年2月10日 2時〜 場所 豊島区勤労福祉会館(東京都豊島区西池袋2-37-4) http://www.toshima-mirai.jp/center/e_kinrou/ 読書会テキストは 『パラダイス・クローズド』汀こるもの 講談社ノベルズ 散歩会は概ね午後2時〜5時。 読書会は午…
汀こるもの『パラダイス・クローズド』読了。正直にいいます。なにがなんだか、わからない。ネット書評を読むと、「本格ミステリへの挑戦」とか「批評精神」とか云われているようだけど、正しくは「新本格ミステリへの挑戦」だよね。本格ミステリって、孤島…
漫画ノート作者: いしかわじゅん出版社/メーカー: バジリコ発売日: 2008/01/25メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 2人 クリック: 42回この商品を含むブログ (48件) を見る今日、アマゾンに注文していた、いしかわじゅんの『漫画ノート』がとどいた。マン…
http://d.hatena.ne.jp/noririn414/20080119#1200729568 文学の門外漢が云うのもナンだが、文芸批評の世界では、テクストは作者の意図と関係なしに読んでかまわないことは、常識だと思っていた。石原千秋なんぞをほんのわずか齧った程度だと、そうした考えも…
『深夜の謎』の第二部は「謎! また謎!! さらに謎!!!」と題して、医学博士ワトソンの記録が始まる。一人称は「ぼく」である。
山中版『緋色の研究』である『深夜の謎』だが、原典ともっとも違っているのは、最初に原作の第二部を描き、ホームズとワトソンが出会うのは物語の後半になってから、という構成である。事件が起こった時系列で記述されているのだ。
山中版シャーロック・ホームズの第1話は、『緋色の研究』を原作とした『深夜の謎』。原作でもシリーズ第1作で、この作品でホームズとワトソンが出会うのだから、これを最初にもってきたのは、正しい判断だといえよう。もっとも、「名探偵ホームズ全集」と…
いやもう……ナンですかこれは?怒るまいと思いつつ読んだが、怒るよりもアキレかえる。 こーゆーのをバカミスとやら言って喜ぶヒトがいるんだ。 へええ。 デタラメと型破りを勘違いしているとしか思えませんが。こういう反応をすると「堅物本読み」と言われる…
ところで、新年に持ち帰った本を改めて確認すると、ナ、ナント、18冊しかないではないか!
さて、山中版ホームズの題名だが、前回ならべたものを眺めているだけでも、興趣は尽きない。
北原尚彦『発掘!子どもの古本』(ちくま文庫)の「原作よりも面白い? ポプラ社版「名探偵ホームズ」」の章に、山中峯太郎のホームズが取り上げられている。前回、ぼくが抱いたような疑問を著者の北原氏も感じて、同じようにシリーズの物語順を調べ、一覧表…
さて、今年の目標のひとつである、山中峯太郎翻訳(翻案)のポプラ社「名探偵ホームズ全集」を通して読むという計画。このシリーズは、ずいぶん昔にバラで集めていて、ある時、もってない巻を友人にまとめてゆずってもらったものを、実家の本棚に眠らせてい…
みなさん、新年の始まりに、今年の目標を立てていらっしゃって、前向きでうらやましい。 ぼくもひとつ、何か今年の計画を立てて、目にもの見せてやりたいものだが、さて、何も思い浮かばんのだよ。で、無理やり、いくつかひねり出してみた。