2007-08-01から1ヶ月間の記事一覧

近況

しばらく、このブログもほったらかし。 あまり間を空けるのもナンなので、適当なことを書いておこう。「ミステリの歴史」はしばらくおやすみ。「屋根裏通信」の方に、これまでの文章をまとめている最中である。

サイトにアップ

屋根裏通信に「ミステリの歴史」のこれまでの分を、まとめなおしました。まだ途中までですが、文章もかなり加筆訂正してあります。 お暇な方は、読んでみてください。

昨日のオフ会

昨日は例によって屋根裏の散歩会であった。 読書会テキストはローレンス・ブロックの『快盗タナーは眠らない』。最近翻訳された本だが、1960年代に書かれたブロックの初期作品だ。

1891〜1900年/イギリス

■ドイルの十年――1891〜1900年/イギリス エラリイ・クイーンは短編集によるミステリ発展史《クイーンズ・クォーラム》の中で、1891〜1900年を「ドイルの十年 The Doyle Decade」と呼んでいる。言うまでもなく1891年はシャーロック・ホームズの短篇シリーズが…

ホーナングの翻訳について

論創海外ミステリの『二人で泥棒を』は、紳士強盗ラッフルズのシリーズがはじめてまとまった貴重な訳本である。そのご、第二短篇集も、第三短編集も同叢書で刊行され、とりあえず、長い間本邦の紹介が遅れていたこのシリーズは、気楽に読めるようになった。