2006-10-01から1ヶ月間の記事一覧
休みの土曜日なので、医者に行って持病の薬をもらい、床屋に行って髪を切り、ブックオフでマンガ本を買い、図書館に行って先週借りていた北條文緒『ニューゲイト・ノヴェル――ある犯罪小説群』と巽孝之『E・A・ポウを読む』を返して、『ポーと雑誌文学』『…
とりあえず、メモだけ。 小説は実は形のない、得体の知れないものであって、僕たち読者はそれを「物語」に変形させて「小説を読んだ」気になっているのである。(中略) 「小説にはいくつもの可能性がびっしり詰まっているが、読者がそこから好みの物語を引…
あいかわらずの「定義」問題について。 二階堂黎人はミステリーを以下のように定義している。 《ミステリー》とは、《謎》の存在する小説の総称で、主として、《推理型の小説》と《捜査型の小説》を合わせたものである。 「謎」というのは、ほとんどあらゆる…
最近、ほとんど、小説を読んでいない。 ここ2週間で読んだ小説は、『奇術師の密室』だけである。
ミステリー=探偵小説の歴史・発展史を、自分なりにもう一度敷衍してみようと考えたのだが、とてもじゃないが、数日じゃできない。今の僕の能力では数ヶ月でも無理だ。数年がかりで、ゆっくりと勉強しながら、まとめてみようと思う。
『本格ミステリーを語ろう![海外篇]』芦辺拓・有栖川有栖・小森健太朗・二階堂黎人(原書房/1999)を今さらながらに図書館で借りてきて読んだ。 今さらながらに読んだ理由は、二階堂黎人関連の興味である。彼が「ポーから現代に至る本格ミステリーの歴史」…
アキハバラ@DEEP (文春文庫)作者: 石田衣良出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2006/09/01メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 14回この商品を含むブログ (180件) を見る上の情報は文庫版だが、僕は図書館で借りた2004年発売の単行本で読んだ。石田衣良は好き…
書店風雲録作者: 田口久美子出版社/メーカー: 本の雑誌社発売日: 2003/12メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 8回この商品を含むブログ (31件) を見る ちょっと古い本。図書館でかりた。 1970年代から90年代のリブロについて書かれた本である。 僕は東西線…