- 出版社/メーカー: PI,ASM/角川書店
- 発売日: 2000/12/22
- メディア: DVD
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話は戻るが、このまえの散歩会で、大林の「時をかける少女」は傑作だ、といったら、非難ゴウゴウだったのだ。
なぜだ!
この傑作映画のどこがいかんのか、理解に苦しむ。大林の演出も、原田知世の主演も、時をかけるシーンのすばらしさも、上原謙と入江たか子の老夫婦の切なさも、主題歌も、ミュージカルのようなカーテンコールも、どこにも文句のつけようがないではないか。なぜ、この映画が好きといっただけで非難されなくちゃいかんのか。納得できん。
おれは何と言われようが、この映画が好きだぞ。LDもっていたけど、プレーヤーが調子悪いのですぐには見られないが、ええい、思い切ってDVDを買ってしまうぞ。
でも、考えてみると、大林映画ももうずっと観ていない。今、確認したら、もう見ていない作品のほうが多くなってしまった。すでにリタイアしてしまったファンではあるが、一時期はもっとも好きな監督だったと思いかえす。
好きなのは以下の順かな。
- 「時をかける少女」 どこにも文句のつけようがない。文句あるか。
- 「廃市」 これはゴシック・ロマンなのである。
- 「HOUSE/ハウス」 クンフーこと神保美喜が最高である。鰐淵晴子も、笹沢左保もよろしい。
- 「BLACK JACK/瞳の中の訪問者」 誰がなんと言おうと、宍戸錠のブラック・ジャックは、おれは好きだ!
- 「さびしんぼう」 まあ、あとはこれかな。出来はいい。趣味じゃないけど。
TV作品では「麗猫伝説」がダントツでよかった。佐藤允も、内藤陳も、かっこいいっす。