- 作者: 内田樹
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2005/01/01
- メディア: 新書
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ひとつ前に読んだ本が、『未来形の読書術』石原千秋。
- 作者: 石原千秋
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2007/07/01
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この本は、これまでの石原千秋の本を読んでいたため、あまり面白い部分はなかった。
で、巻末の読書案内に内田樹の『先生はえらい』があったので、読んでみました。
うん、なるほど、内田樹は面白い。横井さんがはまるのもわかります。
コミュニケーションはつねに誤解の余地を確保するように構造化されている。
なぜなら、「誤解」の種類は「誤解者」の頭数だけあるのに対して、「理解」というのは一種類しかないからだ。
(文章をちょっと変更している)
おお、『アンナ・カレーニナ』の有名な冒頭に似ている。しかし、これは確かに正論だね。
でも、内田樹の本は、最近、やたらと多いなあ。
『未来形の読書術』からのお薦めでは、『物語論』ジャン=ミシェル・アダンはもう買ってある。でも、難しそうだなあ。あと『無限論の教室』野矢茂樹もちょっと気になる。
そのほかには、図書館で借りて、『ビッグ・ボウの殺人』をポケミス版で読んだ。浦安図書館には、絶版のポケミスがかなりあるので助かります。いつも、お世話になってます。