昨日の忘年会

昨日は、はじめてコミケなるものに行った。もう人が引き始める午後にのぞいたので、それほど混んではいなかったが、まあ、たいへんな数の出店で、どこに何があるのやら、うろうろするばかり。

探偵小説研究会のブースなどをのぞいて、SF・特撮のジャンルあたりをふらふらして(『「幻影城」の時代』もすでに売られていた)、コスプレを鑑賞し、夜は忘年会である。

二次会のカラオケで、じつに久しぶりに「非情のライセンス」(キイハンターのテーマ曲)と「VIVA! アイフル」を聞いた。(「非情のライセンス」は一緒に歌った。こちらは、野際陽子でなくても歌えるが、「VIVA! アイフル」は小川真由美以外が歌ってはサマにならないと痛感した。まして野郎が)

このころのテレビ主題歌は、いいですなあ。なんだかんだいって、こういう歌の雰囲気がワタシの「ハードボイルド」というものに対するイメージの原型になっているのはたしかである。

子供の頃好きだったテレビ番組に、たしか「とぼけた奴ら」ってのがあって、勝呂誉千秋実が出ていたのは覚えている。トップ屋か事件記者あたりが主役だったような気がするが、そのへんは曖昧である。でも、軽妙な会話やユーモラスな展開が好きであった。軽ハードボイルド的な味わいがあったような。

しかし、どこにも「女ねずみ小僧」の主題歌がないのは、どういうわけだ。ヒデとロザンナでも、セルフターズでも見つからない。