ホームズのライヴァルたち

ホームズのライヴァルたちを調べていて、こんなページを見つけた。

http://www.geocities.com/jessnevins/vicintro.html

ヴィクトリア朝の探偵小説・冒険小説・ファンタジー・SF関連のさまざまな架空キャラクターが解説してある。
押川春浪海底軍艦の主人公、桜木大佐もいれば、不思議の国のアリスもいる。アルセーヌ・ルパンの項目には、日本の「ルパン三世」まで紹介されていた。(英語のファンサイトが紹介してあって、そこではちゃんと映像も出る)


Jess Nevins は、「エンサイクロペディア・オブ・ファンタジック・ヴィクトリア」って著書もある人らしい。翻訳本がほしい!


ところで、アーノルド・ベネットのセシル・サロルド・シリーズって、あちらの書誌だと1905年のウィンザー・マガジン連載となっているけど、押川曠の『シャーロック・ホームズのライヴァルたち』の解説だと、1903年になっていいる。短篇集が1904年の発行だから、押川曠の方が正しいのかなあ……

しかし、調べても、短篇の掲載誌とその連載期間は、ほとんど不明だ。