2007-02-18から1日間の記事一覧

ロマン・フィユトンについて

ガボリオを読むのに飽きて、雨が上がったのを幸い、自転車で浦安図書館に行き、『「パリの秘密」の社会史―ウージェーヌ・シューと新聞小説の時代』を借りて、読みはじめる。

ガボリオ・ガボレイ

東都書房の《世界推理小説大系》は1962年から65年にかけて出版された。名作や人気作を羅列しただけの全集と違い、欧米の推理小説史を俯瞰できるように編集された全集で、この種の大系全集としては、戦前の博文館の《世界探偵小説全集》(1929-30)と双璧をな…