トークショー「幻影城の時代」

昨日、古書会館で行なわれたトークショー幻影城の時代」を聞きにいった。
昨年暮れに出た同人誌『幻影城の時代』関連のイベントである。権田萬治氏が台湾で島崎博氏と再開された時の模様を中心にして、当日会場にいらっしゃった二上洋一、竹谷正、新保博久、横井司、よしだまさしの各氏の思い出話など。会場には竹本健治氏、渡辺東氏のお姿もあった。

トークショーが終わってから、久しぶりにあった知り合いや新保氏たちと近くの居酒屋に行ったら、あとから権田、二上両氏も登場。楽しい二次会となった。

新保氏と、都筑道夫話を少し。
『黄色い部屋はいかに改装されたか?』で、都筑に聞くべきことは二つだけだった、と。

  • 改装されるのはなぜ「黄色い部屋」なのか?
  • はたして「黄色い部屋」は改装されたのか?

最初の疑問は、僕も前から気になっていた。この評論の第一章が「黄色い部屋はいまも黄色いか?」という思わせぶりな題名であるのに、その章だけでなく、どこにも「黄色い部屋の謎」については触れられていないのだ。

うーん、そう思ってるのから、新保さん、ちゃんと聞いてくれればよかったのにい。