山中峯太郎の翻案シャーロック・ホームズ(準備編4)

 ところで、新年に持ち帰った本を改めて確認すると、ナ、ナント、18冊しかないではないか!


 昔、全巻そろったと思っていたのは、記憶違いであったか。それとも、二冊だけ、別のところに収納してしまったか。しかし、そうなると、もうどこにあるやら見当がつかない。実家の物置をひっりかえすのは、いくらなんでもしんどいし、あるという確証もない。

 抜けている巻は『閃光暗号』と『王冠の謎』である。ううむ、すでにして計画は頓挫しそうだ。

 そこで、ネットの古本屋やらオークションやらを検索。なんとか格安のオークション物件を見つけた。はたして落札できるだろうか、と思っていたが、ライバルもとくになく、無事に本日落札。事なきをえた。まだ、本は届いてないが、山中ホームズの通読という計画は進められそうだ。

 能書きはこれくらいにして、そろそろ、本当に読み始めよう。最初は『深夜の謎』。ホームズとワトソンの出会いからである。